地下鉄の階段抜ければ 静謐と大きな月が出迎える 誰もいない並木道を歩く きみが好きだった唄とともに思い出のサイロ辿れば 「おいでよ」と小さなきみが手招く 誰もいない砂の城は崩れ 10年の時が僕らを分かつただ一緒にいたい それだけのことが言えずに無く…
なんでもない普通のことが特別なんだ。 −そう彼女が呟いた台詞を理解した気持ちでいた。 誕生日じゃない日。 怒られて落ち込んだ日。 恋人にこっぴどく振られた日。 人生には様々なアンラッキーがあって、それをも愛しく思える大人になりたかった。 2015年4…
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