スキー旅行2日目

友達がPSPで写真とってたw


目覚めると、どこか遠くでけたたましい音が鳴っているのが聞こえる。煩い。
仕方ないので、適当にベッドの周りを手で探る。スイッチらしきものを押すと、やがてその音はやみ、静寂が場を再び支配した。


みんな、この場は安心だぜ・・・そう呟きながら、俺は再びまどろむ。ヒュプノスが支配するその空気はあまりにも平穏に彩られていて、まるで日常生活から切り離された四次元の旅のようだと思う。
「タレさん、起きないとメシ食えないって」
突然耳元で聞こえる野太い声。もっと優しく起こしてくれないと嫌だって言ったろ?


−気が付けば、携帯の時計表示は既に9時前。朝食どころか、チェックアウトも危うくなってまいりました。そんなわけで、寝坊しながらも、なんとか朝のバイキングへ。

  • ホットケーキ
  • デニッシュ
  • スクランブルエッグ
  • ヨーグルト+イチゴジャム
  • 粗びきソーセージ
  • オレンジジュース
  • 野菜ジュース
  • 生ハムサラダ
  • 珈琲

とまあ、朝から盛りだくさんな食事で、正直もう帰ってもいいかなくらい。でも、せっかくの晴天だしということで、手早く荷物を纏めて、早速2日目のスキーへGO。


昨日のコースとは逆のコースへと進んでいったところ、雪も最高でマジ気持ちよかった。あー、でももうちょい足を鍛えないとコブコースはちゃんと滑れないよね。途中で美女とぶつかるフラグも特に立つことはなく、というかほぼ一回もこけずに終わってしまった・・・雪をもうちょい体で堪能すべきだったかと反省・・・はしていない。


前回1月の頭にスキーに行ったときと違って、今回は特に疲れもなく、心地よくすべることが出来たのが何より。しかし、こうして雪山にみんなでいると、帰りたくなくなっちゃう。
・・・とごねるわけにも行かず、温泉に入った後、素直に高速でもどってきました。しかしここで誤算だったのが、帰りの高速道路。
群馬県で事故があったらしく、超がつくほどの渋滞っぷり。帰れるのかなと思っていたけど、やっぱり終電には間に合わずガッカリだった。


となれば、肉を食うしかないだろう、となる不思議なLSが我々のLSなのです。埼玉県で高速道路を降りて、そのまま吸い込まれるように焼肉屋さんへ。
ひたすらカルビ、ホルモンのコンボで腹を満たす男4人。みんなご飯を食べずにいたせいで、ほぼ無言で肉をあさるあさる。

あまりにゆっくりしていたので、今度は東京駅周辺に行く電車すら危うい状態になってきたので、急いで電車に乗り込む俺。そうして新橋駅で降りてネットカフェに行く・・・予定でした。
予定が狂ってしまったのは、寝過ごして起こされたのが終点の品川駅だったから。
慌てて乗り換えしようとしたものの、【本日の運転はすべて終了しました】表示。あー、ボクもう帰れません><


そんなわけで、品川駅で頑張ってネットカフェを探すものの見つからず、友達に電話して探してもらっているうちに携帯電話の充電は完全に切れてしまう始末。泣きそうになりながらも、結局諦めてタクシーに乗り込んでみた。
「新橋駅まで」と告げ乗ること10分。あれ、メーター2000円回ってるんですけど・・・。
結局ホテルに泊まったほうがよかったんじゃないかと自分を小一時間問い詰めたかった。マジであほです、俺。


その後、新橋駅でさらにネットカフェの場所がわからず、泣きそうな顔で歩いてたら、近くのエステっぽい施設の警備員さんが「大丈夫?道に迷ったの?」と声をかけてくれた。
ごめんなさい、俺5月まで新橋で働いてたのに道が分かりません・・・。
というわけで、なんとかネットカフェの場所を教えてもらったんだけど、「この辺りぼったくりとかも多いから、君みたいな子は騙されると危険だよ、気をつけて」と言われた。えーと、俺何歳だと思われたんだろう。


・・・結局、ネットカフェにたどり着いたのは朝の3時。始発まで残り3時間。朝の足音はすぐそこ。