君に届け
- 作者: 椎名軽穂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: コミック
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実は殆どの巻を持ってるくらいに前からずっと好きだったこの漫画。
いつの間にかアニメ化してしまい、男子でも読んだって声を聞くようになりました。
男子校出身だった僕は、この漫画に出てくるような、共学ならではの甘酸っぱい思い出はあまりないんです。
学校はすごく楽しかったけれど、それゆえに焦燥感とかとは無縁で、ただエネルギーをもてあます日々。
女子高に通う年下の彼女とプラトニックな恋愛ごっこはしたものの、なんというか甘酸っぱさよりもむしろコミュニティの中でのずるさとマニュアルをなぞるだけの日常が、当時の僕を支えていた気がします。
ただ、そんな毎日を過ごしてこれたおかげで得られた色々な感情や礎だってあるのだけど、自分が体験できなかったわくわくがこの漫画には確かにある気がしました。
そこにはきっと、ある種の緊張感やドキドキが学校の外だけじゃなくて中にも存在していたはずで。
しかし、何よりこの漫画にしかないことが一つ。
それは、出てくる男子も女子もみんないいやつばかりということなんです。
それだけ聞くと面白くない漫画に思えるかもしれないけどとんでもない。
ちょっとヤンキー入った女子も、ギャル入った子も、無口でそっけない野郎も、どいつもこいつも気持ちがいいくらいまっすぐでかわいい。
そんなやつらがもがき苦しみ、その果てに誤解を解きながらも歩み寄ろうとするだけで、本当に色々な物語が発生するといういい例なんだと思います。
−中でも出色なのは2巻のエピソード。
すれ違う爽子と周りの女子が、互いのことを思いあってるのに不器用なすれ違いを見せ、やがてそれを一つの事件を機に取り戻していくその過程は、何度読んでも涙が出ます。
「しってる?あたしたち、あんたが可愛くてしょーがないの」
こんなまっすぐな言葉を伝えられないほどに、今の自分は少しずるく、大人になってしまった。
でも、それに涙できるくらいには、まだ子供の自分もいる。
いつかそんな僕でも、君に届けられる真っ直ぐな気持ちと言葉を持って、明日へと歩めますように。
おまけで、ちょっと140文字以内でつぶやく簡単な実況風コメント。
- 爽子いい子すぎて俺の涙腺がマッハ><
- 風早くんが一番実はかわいい(*´Д`*)照れ顔の破壊力は男にも通用しすぎw
- 実はちづ&あやねコンビがすげー好きです。とてもバランス感覚のある二人。
- 新キャラのギャル男くんが一番不器用な説。これからそういう場面が出てきそうな気がする。
- 梅みたいな子は、実は一番漫画的なキャラだよね。カレカノのゆきのんを思い出した。
IDS!2009 FC TOURに行ってきた!
シルバーウィーク最後の日、坂本真綾FCライブに行ってきました!
熱が冷めないうちに珍しくレポート書くよ(´ー`)
もともと、僕はファンクラブ会員でもなんでもないやつなんですが、チケットを譲ってくださる方がいらっしゃって、ご好意に甘えて1回目のみですが参加してきました。
(今日は昼・夜の2部制でした)
ファンクラブイベントなるものに参加するのが初めてで、なんだかんだドキドキしながらの参加でした。
かぜよみライブのときと少し客層が異なり、年齢層は平均30歳くらい?で、30代後半・40代とおぼしき人もちらほら。
また、今日のライブでは、曲にまつわるエピソードを募集されてて、それを真綾さんご本人が紹介されてたんですが、そのエピソード自体も、やや年齢を重ねた方らしいエピソードが中心で、改めて彼女のキャリアの長さ・ファンの方の思いの深さに感じ入りました。
男女比は、かぜよみの時に比べやや男性が多い感じもあったけれど、それでも5.5:4.5くらい。
性別・年齢が偏ってないのは、ある意味坂本真綾ならではだなあ、なんて思いながら会場入りしたのでした。
トークをはさみながら1曲ずつ歌っていくスタイルで、通常のライブと比べるとMC成分大目で、それがまたあの男前かつ真摯な話し方で進行されていくのがとても楽しかったし、時折心を打つメッセージに彩られてました。記憶に頼っての記述なので、所々場所や細かいせりふなど異なることもあると思うけれど、思い出せる限りで、少し詳細を書いてみたいと思います。
言うまでもなく、ネタバレオンパレードなので、大阪・福岡をごらんになる方はご注意くださいませ。
1.SONIC BOOM
ボーカル・ピアノ&アコーディオン・チェロ+コーラス・ギター・パーカッションというアコースティックな構成なので、原曲とはやや違った趣になったけれど、僕と君の間におけるパーソナルな希望というテーマがより染み込んでくる感じがして、個人的には良アレンジだなあと思いました。
かぜよみライブで聴いてみたかった曲だけに、今回聴けたこともすげーうれしかった。
「しまうの」→サビに行くところは、生声で聞くと本当にゾクゾクしました。
「こんばんは、坂本真綾です」との挨拶から始まるおなじみのMC。今回は、事前にFCで募集した「曲に対する思い入れエピソード」を参考に、自分でセットリストを考えたとのこと。
「ちゃんと送ってくれましたか?(まばらに手があがる)あ、結構いらっしゃいますね、ありがとうございます。・・・でも、送らなかった人なんでー?送ってっていったのにー(笑)・・・まあいいんですけどねー」と拗ねちゃったりするところで会場も笑っちゃったり。ここでいくつかここ最近の曲に対する思い入れエピソードを紹介。「こうしてみんなに寄せてもらったエピソードを読み返していて、私が書いたものなんかでも、自分が書いたものとは違う捕らえ方がされていて、それで自分自身も曲に対する理解が改まったりして、自分がとても楽しかったです。目は全部通してるんですよ」とのこと。
その後、「MC脱線して長くなって押すと怒られちゃうんだけど、これだけは話しておきたいんです」と前置きしながら、最近はまっているDSのゲームの話へ。「ともだちコレクションにはまってるんだけど、最近バンドメンバーがゲームの中で修羅場なんですよ・・・仲間うちでケンカしちゃったり、うちのお母さんに告白する人が出ちゃったり(笑)」
2.ストロボの空
3.Remedy
ストロボの空は、サビの力強さが今聞くと当時とはまったく別物だなあと痛感。ファルセットはちょっとこの曲では調子悪そうな感じもしたけれど、2番のサビが終わったところのブリッジのところは鳥肌立つくらいきれいに声が伸びてました。
Remedyはかぜよみツアーで聞いたときよりもこなれてる感じで、声もすごく出しやすい音域なのか、淡い印象と相まって綺麗にはまってた曲だと思います。
言葉一つ一つを押し出すようにこちら側に届いてくるようで、今の坂本真綾の声で聞いて1・2を争うくらいに気持ちいい声で聞ける曲だと思ったり。
MCでは、名古屋に関するエピソードをちらほら。「実はレミゼのときに、岐阜に初上陸したんですよ。コゼット役の辛島小恵ちゃんと長良川温泉に行ってきて」ローカルな地名すぎて会場が笑っていると、「なんで笑ってるのー?いいとこだったんですよー」と突込みが。
どうも工事中だったようで、途中でおじさんが入ってきたりするハプニングがありつつも、「旅行だからもうどうでもいいやーってなっちゃうんですよね(笑)」と和やかなトーク。
その後、次の曲にまつわるエピソード。「20歳のときにこの曲と出会いました。人生における永遠のテーマといえるようなことを、自分と同い年の人が歌っていることに衝撃を受けました」そんなエピソードに向けて次の曲を歌いますとスタンバイ。
4.孤独
今の坂本真綾が歌う孤独は、当時と違って、歌詞が実に染みる歌い方になってるなあと痛感。もっとも、あのあどけない汚れの無い声で歌う孤独は、前途のエピソードのように、変に突き刺さってくる感じがあったんだけど、今はニュアンスがちょっと変わった感じもしたりして。
これに関しては、個人的には昔の歌い方のほうがはまってる感じがしたなあ。
5.蒼のエーテル
ピアノ1本で歌われるエーテルは、かぜよみ収録のニュアンスと異なり、歌い方がやや素直になってて、聞きやすくなってる感じがしました。繊細さがやや影を潜めた代わりに、伸びやかなその声は違うニュアンスを齎してくれて、すごく新鮮に聞けた感じ。
と、ここでIDS!の年末恒例のプレゼントについて言及。「もうサプライズでもなんでもないんで、もう作ってます!言っちゃいました(笑)」そのお手伝いとして、みんなで録音をすることに。
お題は「いちー!」
何かナイショですけどもうわかるよね?最後だから、一番印象に残るようにやりましょうねーと真綾さん。
「じゃ、リハーサル・・・すごくいいですねー。みんなでも、優等生すぎない?」「ちょっと、みんなちゃんと空気読んで!」「もう1音だけあげて!不良っぽく!」ぶっちゃけ注文厳しすぎて吹いたじゃないすかw
MCでは、ピアノを弾くことになったきっかけについて。「やれといわれたことじゃなくて、本当に好きなことなら続くんだなあと痛感しました」結婚式でNO FEARを歌って喜んでもらえて、こんなに難しい曲から始めてしまったけど、おかげでまた大切なエピソードが増えました、とのこと。
6.NO FEAR/あいすること(弾き語り)
弾き語りすげー安定しててびっくり。かぜよみの時よりずっと安定してる気がした。これでブリッジのところのタッチが安定したら完璧じゃないかなあ・・・。
MCで、次に歌うカザミドリについてのお話。さっきの合言葉を録音したテレコを持って、かぜよみ完成後にヨーロッパで街の音を録音していたという真綾さん。
「もともと旅行したら、ヘッドフォンして歩いてたんだけど、町の音って本当に面白いなと思って。で、今回年末プレゼントも、こうしてIDSだけの音を残したいと思ったんです」
そして、カザミドリは一生歌っていきたい曲だから、FCライブでは絶対歌っておきたいとコメント。
7.カザミドリ(弾き語り)
かぜよみツアーのときまでは通して弾けなかったとのことだったんだけど、これがどうして、ほぼノーミスで最後まで。
個人的には今の坂本真綾が歌う「ポケットを空にして」のような曲だと思ってます。明日から日常という旅に出る僕らへの応援歌のように感じました。CDでは普通に流してたけれど、生で聞いて改めて好きになった曲です。Aメロに入る最初の出だしの声が実はすごく好きです。
メンバーをもう一度呼び込んでのMC。メンバー紹介は、ともだちコレクションと絡めての紹介で、なんだか和みました。「うちのお母さんを狙ってるピアノの〜」みたいなw
「今回の企画を通じて、改めて自分の昔の曲を聞いてみて、岩本さんに書いていただいた歌詞が今になってやっと理解できたり、腑に落ちたことも多かった」と話しながら懐かしい曲へ。
8.DIVE
今回のセットリストで個人的には、この曲と10曲目が一番聞いてて鳥肌たった曲です。DIVEは、曲を通じて包み込まれる感じというか説得力が、全く以前と異なっていて、今の坂本真綾の声だとこんな表現ができるのかーと改めて痺れた感じでした。
9.約束はいらない
直前のMCで、今回のリクエストで一番多かった曲と話されてました。やっぱりであったきっかけになった曲だからというエピソードが多かったようです。最初のだだだだ・・・という部分がチェロパート担当になってて新鮮だったなあ。
あと、コーラスが今回ちゃんと入ってて、それがアクセントになってすごく聞きやすかったです。個人的にはかぜよみツアーのアレンジより好み。
実は、その後のMCが次に歌う曲のエピソード紹介だったんですが、これがとても切ないエピソードで、ちょっぴりうるっときました。
亡くなった父親を見送った帰りに車の中で号泣していたとき、バックにかかっていた曲が若葉という曲だった。「苦しいほど焦がれた未来で」と未来を思う歌詞を見て、生きている自分が父のためにもその先・未来を生きていこうと思ったというエピソードだったんだけど、これが次の曲と相まって、少し切ない気持ちでいっぱいになりました。
10.若葉
それまでは、大学時代のよくある恋愛模様の曲かなーと思っていて、真綾さん自身も大学時代の友人をモデルに書いた歌詞らしいんすけど、先ほどのエピソードを通じて、大人になってかなえられなくなってしまった約束をふと思い起こしました。
夕凪LOOPの録音のときより、歌がすごくストレートになってて、アレンジのせいも相まって、個人的には今回のツアーで好きになれた一曲です。
最後の曲の紹介の前に、次の新曲のエピソード紹介。「東京から名古屋までの間にPVとりました!」お楽しみに、とのこと。
まずは音源でちゃんと聞いて欲しいから、今日は変わりにGet No Satisfaction!をやります、と真綾さん。
この曲は、ファンクラブがなかったら生まれなかった、歌うことの楽しさを知って出来た曲だから、どうしてもここで歌いたい、と宣言されてました。
11.Get No Satisfaction!
声が乗ってきたってこともあるんだろうけど、この曲もよかったなあ。かぜよみDVDのときは硬い印象があったけれど、アコースティックでも全然いいなあ。高音が突き抜けるように出てて、聞いてて結構ノリノリでした。
12.風待ちジェット〜kazeyomi edition(アンコール)
アンコール1曲目は、かぜよみツアーでやってたあの振り付けを真綾さんがしてたんだけど、やってる人は1/3くらい。聞き入ってる人のが多かった印象でした。
オレもどっちかというと乗ってきた声を聞き漏らしたくなくて、じっと聞いてたんだけどw
NHKの海外ドラマの吹き替えでギャル役をやる・武道館のことなど近況報告などあって、恒例の「よかったらたってください。・・・たたないの?」お願いじゃなくて結局立てになってるしwww(でもそれがいい)
13.ポケットを空にして(アンコール)
みんなで歌って、というMCの割りに、殆どの方がラララコーラスのところだけって方が多かったかなあと思います。かくいう自分もそういう感じでしたがw
FCライブらしい温かい感じで幕を閉じたのでした。
全体を通じて、やっぱり通常のライブとは違うパーソナルな感じがいいなあと思ったり。途中で、happy endingを流したご夫婦の紹介とかもあったしなあ。
でも、やっぱりがっつりツアーも聞きたいなあ。まずは武道館!
おまけ。今日の収穫。
最近キニナル!
最近気になってる音楽あれこれ。
- TRIPLANE
一聴してミスチルと間違えそうになるボーカルの声にくらくらくるけど、まあ似てることを除けば普通にうまいし、曲も美メロです。ちょっと初期のミスチルっぽい&ややメロがくどいけど、今のミスチルの変にこなれた感じがちょっと苦手だったりする自分にとって、なんだか懐かしさも感じられて、ちょっと最近気になってます。
「白い花」はBメロの落ち着きっぷりがちょっと惜しいけど、サビの美メロっぷりとブリッジの盛り上げ方がかなりツボです。
- fuzzy control
若手3ピースのバンドとしては、音作りのうまさ・演奏レベルの高さといい個人的にはピカイチだと思う。女子ドラムという珍しい形態ながら、音は軽めだけどいいドラムたたくんだよなー、この人。そして、ボーカルが少し色気のある声だけどウェットになりすぎず、普通にうまい。ムシキングの主題歌になってたらしい「think twice」は、あまりにかっこよすぎて、子供が理解できないのではないかと心配しちゃうくらいです(;´д⊂)
- 藍坊主
最近というより2年くらい前にかなりハマってた藍坊主。一時期どうも方向性が変わってしまってついていけなくなった感もあったんだけど、ここ最近聞きなおしてまた少し熱が入ってきました。
とにかく心にストレートに入ってくる曲・メロディーに少し知的なアレンジ・ひねくれ具合も含めて青春ど真ん中な感じの歌詞・男くささと少年らしさが同居したhozzyのボーカル具合といい、なんだか当時の自分がすごく好きだったんですよね。
あるときから妙に哲学的な方向へと向かって、それはそれで好きだったものの、それがねじれて心に響いてこなくなったなあと冷めてしまった時期もあって。
今になって、最新シングルの「名前の無い色」なんかを聴くと、メロは相変わらず真ん中に入ってくるいいメロが多いなあと実感。
とはいいつつ、ボーカルのhozzyに子供が生まれたこともあって、声に父性というかやわらかさが出てしまって、それが勢いある曲に少し水を差しちゃってる気もするんだよなあ。まあ好みの問題かもしれないんだけど、個人的にはそこが少し残念。
- Northern19
インディーズながら最近のフェスなんかでもとにかくよく出ている印象のスリーピースバンド。
ほぼ英詩のみの曲なんだけど、キャッチーなメロディーにうまくそれが絡んで独特の爽快感とかっこよさがあって、ちょっとむしゃくしゃしたときによく聞くバンドです。
「HEARTBREAKER」を最初に聞いたとき、うわーやられたなあと思ったのを今でもよく思い出しちゃったり。
とはいえ、あまりに王道すぎる感じもあって、個人的にはたまーに聞くといいなあと思うバンドにカテゴライズ。
ま、そんなバンドたちに混じって、ここ最近は真綾FCライブに向けて着々と坂本真綾再生回数が伸びてたりするのはナイショです(´ー`)彼女の場合、そのときの自分の環境や心境の変化によって、好きなアルバムがころころ変わるものの、どの年代の声も曲もやっぱり魅力的で、一部のファンにしか知られていないのが勿体無いなあと思います。
かくいう自分も、好きな日記サイトのBGMとしてオススメされていたのをレンタル屋さんで借りてきた「少年アリス」というCDを借りてきて以来の付き合いなんですが、まさか舞台女優だったり声優さんだったりするとは夢にも思わず。
ここ最近は、初期作品の詩と声の瑞々しさにうっとりする毎日です。GIFTとか、口ずさんだら泣いちゃいそうになりますもん・・・。
プロフィール写真いじった!
春に、明治村で友達に撮られた写真をサイズ縮小して載せてみた!こういう狙ってない写真だとまだ写真うつり悪くなさげなんだけどなー・・・普段カメラ意識するとホントだめだオレ・・・。
アマノガワの思い出
ボーナスカットの企業さんが目立つ中、なんとか去年並みくらいのボーナスをいただけた今年の夏。
「セールいくぜセール!」
と叫んで、先日夏物を購入してきました。
女友達に付き合ってもらって、いくつかお店をめぐりました。
元々はTシャツがほしかったんだけど、今回買ったのが、
- ハーフジップパーカー
表側アーガイル柄になってるもの1枚、裏地がアーガイル柄になってるの1枚。
今年はベストにしろなんにせよ、アーガイルのやつ多いなあという印象。
その中でも、あまりきつくない、着まわし便利そうなやつ2枚ゲット。 - 黒のチェックシャツ
ポロとかの下に入れるものを当初探してたんだけど、店員さんの見事な勧め方でゲット。 - 黒+ピンクのTシャツ
Tシャツも、白が中心だったんだけど、黒にピンクの文字入りってのが、思ったよりずっとシックな出来だったのと、シルエットが綺麗でついついゲット。 - ブーツカットデニム
今更感もあったんだけど、元々デニムあまりはかないんすよねぇ・・・。
スニーカーなんかもセール前に買ったりで、なんだかんだ結構な出費に。
つーか、写真も何もなくてごめんちゃいなんですがw
あと、本当は悩んだのが浴衣なんです。
男子の浴衣だと結構パターンが決まりがちだと思うんだけど、たまたま大きなアサガオの柄の浴衣があって、男子用ながらなかなか目をひく出来。
洗濯しやすいようにと素材が合成だったのが残念だったんだけど、あれを買うかどうか今も悩み中。
−まあ問題は、花火大会とか行く余裕があるのかどうかなんですけどね!
そういえば、菅野よう子ライブin埼玉も参戦してきました!
ぶっちゃけ菅野さんファンというほどではない(真綾さん目当て)だったんだけど、名曲も多くて楽しかった!
ただ、せっかく宇宙からきた設定なのに、それが徹底されてなかったのは、舞台芸術としては少し残念。
あと、マクロス系のスポンサーがついているせいなのか、妙にマクロスファンに寄ったつくりになってたなあと。
どうせなら、懐かしい曲もっとじゃんじゃんやればいいのにな、なんて。
(でも「もってっけー」とかの合唱はなんだか見てて新鮮で面白かったのだけどw)
そして、元々お目当てだった真綾さんの歌は、歌詞は相変わらず忘却激しかったのだけど、すごくよかった。
まさかヘミソフィアとgravityが生で聴けるとは思わず。
個人的には、アカペラで歌われたtune the rainbowのとき、会場中が物音させずにその声に集中しているその空気が今でも忘れられません。
チケットを宿に忘れたり、いろいろ大変だったけれど、行ってよかったさいたま!
上のバーゲンとあわせて同行してくれたKさんには感謝しきれないっす。
ちなみに、チケットをとりに戻るとき、大宮駅で盛大にこけたところ、助けてくれた金髪のロッカーっぽいお兄さんにナンパされそうになったり、色々ありました・・・(遠い目)
まあ、それも含めていい思い出ですけどね!
ハッピー・サッド
4年前の冬。
あの日、大切な友達を失った。
その衝撃は、今でもずっと忘れられない。
なんか呆然として、そのまま気が付いたらそいつの住んでいた街に辿り着いてた。
ただ、当時は毎日疼いてた心の傷もちょっとずつ薄れて、思い出さない時間が増えてきた。
それでも自分は生きてる。こうして元気ですごしてる。
1年に1回、そいつに報告しに行くのが楽しみなんだ。
2009年5月7日。
一人の友達をまた失った。
彼女も、当時のやつと同じ20歳だった。
ほんの一週間ほど前、一緒に徹夜で遊んだばかりだった。
今でもいろんなはてなマークが頭を渦巻いてる。
少し強気で、でもどこか不器用で、そんなきみは、当時失ったあいつにすごく似てた。
性別とかは全然ちがうけれど、それでもどこか遠くに行ってしまいそうな気がいつもしてたのは、きっと気のせいじゃなかったと思う。
そんなきみと最後にかわした約束。
「今度くるときは、必ず教えてください。わたしから会いに行くから」
君が、世界から見放されてると感じるなら、僕のはしっこをかじるといい。
140文字をどれだけ重ねても戻ってこないものがあると知ってるけど、それでも僕はいつでもはしっこがかじられるその日まで、ここにこうして佇んでいようと思う。
眠れないので、きみがすきなうたを口ずさむ。あの日の約束の代わりに。
May your soul rest in peace.
坂本真綾 LIVE TOUR 2009 かぜよみ@名古屋に行ってきた!
−音楽が好きだ。
−自分で演奏する側・創作する側であるのは、逆に言うと今まで自分が培ってきたさまざまなものへの感謝があるからだ。
そんな二つの背景をトータルすると、シンプルな答えが出る。すなわち、「素敵な音楽を耳にするのが何より幸せ」ということに他ならない。
■
前置きが長くなりましたが、そういうこともありまして、若手ロックバンドからいわゆる熟練のAORグループまで気に入れば何でも聞いてしまいます。
その中で、ちょっとだけ異色なのが、坂本真綾というアーティストかもしれません。
自分の場合、よく立ち寄っていたホームページの中でオススメされていた「少年アリス」というCDをレンタルしてから存在を知りました。
実は、彼女が洋画の吹き替えでも名を馳せている有名な声優さんであると知ったのは、それから随分後のことです。
彼女の魅力は、なんといっても、表情豊かな声の表情と歌心、そして透明感あふれつつも意思の強さを思わせるその声質。
菅野よう子の難解な楽曲をすとんと腑に落ちさせていたのは、何よりも彼女ならではであったような気がするんです。
初めて耳にしてから数年経ち、Twitterでの友達のお誘いに乗って、彼女のホールツアーに初めて行ってきました。
CDなどで感じるひたむきな姿とはちょっと違う、少しマイペースというか、ある意味男気あふれたMCもギャップがあって面白く。
ただ、肝心の歌はというと、CDで聞いている以上にさまざまな表情があり、何よりも一種独特のオーラというか、気高さを感じて、いい意味で予想を裏切られました。
「かぜよみ」から披露されたナンバーは、どこかまっすぐな中にも柔らかさやしたたかさがあってすごく好きでしたが、自分が聞いて驚いたのは「奇跡の海」でした。
当時はハイトーンなボーカルが印象に残ったナンバーだったけれど、今の坂本真綾が歌うその曲は、強さと柔らかさが同居して、月並みな言葉だけど、ぐっときました。
この表情で当時の歌を聞くと、こんなにも違う印象になるのか、と驚くばかりで。
あと、歌だけじゃなくて、彼女のMCが本当によかった。彼女がぽつりぽつりとこぼして行く、ライブへの思い・今まで感じていたこと・歌う意味。
そんなに珍しいことをいっていたわけじゃないけれど、表現するってのは、たぶんこういった覚悟と引き換えじゃないと人を感動させられる表現なんて生まれないわけで。
あのひたむきな表情の歌には、こういった背景がちゃんとあるんだと感じられて、本当によかった。
■
惜しむらくは、音響があまりよくなかったことくらい。
ステージングのうまさ・声の伸びなども含め、プロのステージとして十分に堪能させていただいた気がします。
そして、個人的な好みの話でいうと、自分がここ最近の収録曲の中で一番好きだった「僕たちが恋をする理由」の歌声に思わず落涙してしまったのはナイショです。
なんだか多くを書こうとすると、どうも当日の空気が表現できない気がするので、自分が書けるレポートはこのくらいです。
帰り道、雨がすごく冷たかったんだけど、なぜか心がすごくあったかいまま地下鉄の入り口をくぐったあの瞬間を、たぶんしばらくは忘れられないと思います。
なーんてまじめに書いてみたけど、一つだけ言いたい。真綾かわいいよ真綾('ω`)